東北ILC推進協議会では、仙台市内のホテルを会場に、6月6日(火)に2023年度総会を開催しました。
今回も、オンライン配信を併用する形で開催したところ、会場に35会員に出席いただき、議決権行使書を提出された149会員と併せ、184会員の参加がありました。
【総会】
増子次郎代表が議長を務め、次の議案についてご審議いただき、原案どおり承認されました。
第1号議案 2022年度事業報告並びに決算について
第2号議案 2023年度事業計画(案)並びに予算(案)について
第3号議案 国際リニアコライダーの日本誘致に関する決議(案)について
開会あいさつでは、増子代表から、ILCを取り巻く最近の状況とともに、「当協議会として、国際的な動きもふまえながら、協議会の会員をはじめ、地域の関係機関、ILC議員連盟、ILCジャパン、KEK、AAA、文部科学省と密接に連携し、ILC誘致実現に向けた取組を強化していく」と述べました。 ろしいですか?
【講演】
総会後、東京大学 教授・国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構 副機構長の横山 広美 氏と、ILCジャパン代表・東京大学素粒子物理国際研究センター長の浅井 祥仁 氏を講師に迎え、「科学技術の進歩に向けたILCへの期待」と題し、講演会(対談)を開催しました。
横山 氏からは、科学技術社会論の観点から、科学技術の進展に向けたガバナンスとともに、プロジェクトにおける状況を見極めながらの適切な情報共有やオープンな議論による信頼醸成の重要性についてお話をいただき、浅井 氏からは、ILCテクノロジーネットワークや国際有識者会議等の現況とともに、科学技術の進展をふまえたILC実現への取組についてお話をいただき、対談を行いました。
ろしいですか?
オンライン参加も含め多くの会員の参加がありました。
当協議会では引き続き、ILCの実現に向け全力で取り組んで参りますので、皆さまの御協力をよろしくお願いします。