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6月19日、スイスで開催されたCERN理事会において、欧州素粒子物理戦略2020が決議され、その内容がCERNホームページで公表されました。
同戦略では、最も優先度の高い将来の取り組み(High-priority future initiatives)として、ヒッグス・ファクトリー※が位置づけられ、「日本でのILCの実現はこの戦略に適合する。ILCがタイムリーに進展する場合は欧州としてILCに協力したい」旨の内容が明記されております。
※ヒッグス・ファクトリー :2013年のノーベル物理学賞の対象にもなった万物に質量を与える「ヒッグス粒子」を大量に作り出す研究施設。