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国際科学共同プロジェクトの誘致に向け、加速器技術を用いた事業化支援や人材確保・育成など次世代加速器の開発とイノベーション創出をテーマとして、当協議会の増子共同代表とCERN ベンチャーコネクト起業家推進官アッシュ・ラヴィクマール 氏を講師として、12/1にILC講演会を開催しました。当日は、会場聴講・オンライン視聴と併せ120名の方にご参加をいただきました。
はじめに、当協議会の大野共同代表から開会挨拶を行い、続いて、増子共同代表から「科学技術プロジェクトの推進と東北への期待~CERN視察を終えて~」と題して、今年9月の欧州合同原子核研究機構(CERN)視察の紹介とともに、科学技術プロジェクトの推進に当たり、科学の進歩への貢献に加え、イノベーションの創出支援や高度人材の確保・育成、また、他のプロジェクトとの連携が重要と感じたことなどについて、お話をさせていただきました。
次に、「CERNでのスタートアップ支援の取り組みについて」と題して、アッシュ・ラヴィクマール 氏から、ベンチャー企業のスタートアップ支援を行う『CERNベンチャーコネクト』についてお話をいただきました。日本語翻訳のため、事前に録画したものを上映する形での講演になりましたが、上映後、アッシュ・ラヴィクマール 氏にオンラインでご参加をいただき、質疑応答が行われました。